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1.ここ注意!格安SIMへのMNP(乗り換え)で気をつけたいこと

20174/25

ここ注意!格安SIMへのMNP(乗り換え)で気をつけたいこと

目次

今、格安SIMの勢いが日に日に増していっていると感じている方も多いのではないでしょうか。新しい格安SIM会社もでき、CMやポスター、ネットと目に入らないことはないほど。

そこで今回はそんな格安SIMに乗り換えようと思っている方にぜひ気をつけていただきたい「格安SIMへのMNP(乗り換え)」について、お話をしたいと思います。

今、増えている格安スマホ!ではなく、格安SIMとは?

sim2
「『格安スマホ』は聞いたことあるけど、格安SIMって?」とイマイチ理解できていないという方も多いのではないでしょうか。

格安SIMとはどのスマホにも入っている指の爪ほどのICカードを指します。
主に電話番号を特定するために使用されるもので、固有のID番号がそれぞれにふられています。

よく混同されがちですが、格安スマホ=格安SIMというわけではなく。
格安SIMとその格安SIMに対応しているスマホ端末を併せてはじめて「格安スマホ」と呼ぶことができます。

またMNPをするには通常の契約に加えて「MNP予約番号」をすでに持っている携帯会社からもらう必要があります。

といっても、その方法はとても簡単。
のちほどくわしくお話しします。

格安SIMには大きく二種類あります。
一つはネットと通話が可能な「音声通話機能付きSIMカード」
もう一つはネットのみ使える「データ通信専用SIMカード」です。

通話のできない「データ通信専用SIMカード」はガラケーとの二台持ちや、タブレットでネットをするために利用されることが多いです。

電話番号をそのままに、新しいスマホに変えたい!「MNP」

スマホを変える時にネックとなるのが「電話番号」です。
他社への乗り換えはお得だけど、番号が変わってそれを伝えるのが面倒…、結局同じ会社の携帯にしました。というパターンが何年も続いている方も中にはいるのでは。

タイトルの「MNP(エム・エヌ・ピー)」とはMobile Number Portabilityの略です。
「携帯電話番号ポータビリティ」とも言われています。

Portabilityは「移植性」「移植できること」「持ち運びのできること」といった意味合いがあります。
つまり他社への乗り換えをするとともに「電話番号も持って行こう!」「そのまま使おう」というのがMNPなのです。

そのため格安SIM(格安スマホ)への乗り換えだけでなく、ソフトバンクやau、ドコモといった大手キャリア同士で乗り換えをする時もMNPという言葉を使います。

格安スマホへMNP!その流れは?簡単3STEP!

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MNPというとまるで専門用語のようで、難しいイメージを持つかもしれませんが、実際のところとても簡単です。

とくにネットや電話で作業を行ったのなら、それこそ一歩も家を出る必要がないほどです。

MNPの大まかな流れは以下のようになっています。

STEP1 「MNP予約番号」
現在契約している携帯会社の「MNP予約番号」を取得(店舗、電話、ネットで可能)

STEP2「SIMと端末の購入」
格安SIM申し込みと端末を購入(このときMNP予約番号の入力をする)

STEP3「開通」
端末が手元に来たら、電話番号の切り替え=MNP切り替えの手続きをする(つなげると同時に古い携帯端末は自動的に解約される)

スマホが使えなくなる期間つまり空白の期間は現在ほとんどないといえるでしょう。

さらに細かく言うと、ドコモの回線を使っているものは切り替えの電話を掛けるまで、auの回線を使っているものは番号入力後、ボタンを押すまで古い方の携帯端末が使用できます。

もし、ネットでのやり取りが不安だという場合は格安SIMのMNPを扱う店舗に行くことをおすすめします。確実にMNPができるほか、その場で新しい格安スマホが使えるようになります。

代表店舗

ビックカメラのBIC SIMカウンター
ヨドバシカメラのヨドバシSIMカウンター
楽天モバイル
U-mobile
UQ-mobile 2,134店舗

ここに注意!MNPで気をつけたい3つのポイント

MNPに必要なものは「クレジットカード・本人確認書類・予約番号」の三つ!

MNPをするには「MNP予約番号」の取得が必須とお話ししました。
ただ予約番号には期限があるため、取ってしまった後でほかに必要なものをそろえていると間に合わないことがあります。
そのため、慌てないよう事前に必要なものを用意しておきましょう。

格安SIMへMNPする際に用意するもの

  • 本人名義のクレジットカード
  • 本人確認書類
  • MNP予約番号

格安スマホの月の支払いは基本的にクレジットカードで行います。

例外として

  • 楽天モバイル
  • OCN モバイル ONE
  • BIGLOBE SIM
  • ぷららモバイルLTE

などは口座振替でも可能ですが、格安SIMの選択肢が限られてしまいますので、やはりクレジットカードの利用をおすすめします。

また、クレジットカードでも「デビットカード」は使用できないケースがあるため、自分のカードは使えるのか、事前に確認が必要となります。

クレジットカードはその名義が申し込む人と同じでなければなりません。
さらには使っていた携帯端末の名義も同じ、つまり「古い携帯端末の名義=クレジットカードの名義=申し込む人」がすべて一緒ということになります。

そのため未成年が格安スマホを購入する場合は、親の名義で購入するか「IIJmio」のような家族で複数枚SIMがシェアできるプランをおすすめします。

本人確認書類はMPNにかかわらず、契約で必要となります。

本人確認書類にあたるもの

  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • パスポート
  • 身体障がい者手帳
  • 精神障がい者保健福祉手帳
  • 国家公務員・地方公務員共済組合員証
  • 私立学校教職員共済加入者証
  • 特別永住証明書
  • 外国人登録証明書
  • 在留カード

実店舗でMNPを行わない場合はネットや郵送で本人確認書類を送ることになります。
ネットの場合は書類を写真で撮りデータとしてネット上にアップロードします。
セキュリティ対策はされていると思いますが、アップロードが嫌だなと感じるのであれば郵送もできるため、送る時間を考慮しどちらが良いか選択をしましょう。

クレジットカードも本人確認書類も新しく申請するには時間がかかります。
予約番号の取得前には用意しておくと良いでしょう。

最後に「MNP予約番号」です。

古い携帯端末の店舗、電話、マイページ(WEBサイト)から取得が可能ですが、一番良い方法は電話かパソコンからです。
というのも実店舗の場合「せっかく行ったのにけっきょく電話やパソコンでの案内をされた」というケースがあるからです。

キャリア別のMNP予約番号取得法

au MNP転出手数料 2,000円 契約解除料 9,500円

パソコン ezweb→トップメニュー→auお客様サポート 午前9時~午後9時30分
電話 0077-75470(無料) 午前9時~午後8時
ショップ 全国のauショップ 営業時間

ソフトバンク MNP転出手数料 2,000円 契約解除料 9,500円

パソコン (ガラケーのみ) My softbank→トップメニュー→各種変更手続き 24時間
電話 0800-100-5533(無料) 5533(ソフトバンクの携帯)午前9時~午後8時
ショップ 全国のソフトバンクショップ 営業時間

ドコモ MNP転出手数料 2,000円 契約解除料 9,500円

パソコン My docomo→ドコモオンライン手続き 24時間
電話 0120-800-000(無料) 151(無料)(ドコモの携帯) 午前9時~午後8時
ショップ 全国のドコモショップ 営業時間

おまけの+α
取得の際は、古い携帯を「購入した時に使用した」4ケタの暗証番号を使いますので思い出しておきましょう。(ロック時に使う暗証番号ではありません)
ショップで取得する場合は本人確認書類が必要となります。

さらにMNP予約番号の取得時期にも注意が必要です。

多くのものには約15日の期限があります。
ギリギリに予約番号をとったけど、ほかの用意ができていない!格安SIMが決まっていない!ということがないようにしましょう。
ただし、格安SIMの申し込み段階でもMNP予約番号を使用するため、早すぎてもいけません。

さらに格安SIM購入の時点で気をつけていただきたいのが「通話のできないデータSIMプラン」で格安SIMを注文してしまうことです。
せっかく引き継いだ電話番号が意味のないものになってしまうので、事前に申し込みプラ
ンの見直しを今一度しましょう。

MNPの前にもう一度確認したい操作「キャリアメール・バックアップとデータ移行」

通常の乗り換えで気をつけたい部分を含めて、格安SIMへのMNPで注意していただきたい「キャリアメール・バックアップとデータの移行」についてお話しします。

キャリアメール

  • 連絡先を伝える
  • パスワードが送られていないかなどメール内容の確認

まずキャリアメールで気をつけていただきたいのが「連絡先を伝える」ということです。
なぜならキャリアメールが使えなくなってしまうからです。

キャリアメールとは「@softbank.ne.jp」や「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」のアドレスを使用したメールです。つまりは大手キャリアと言われるソフトバンク、ドコモ、auのメールを指します。
一方現在はGoogleのメール「Gメール」やyahooのメール「yahooメール」といったPCメールも普及しています。

格安SIMにMNPした場合、このPCメールを使うことになります(プランによってはかSMS(電話番号を使ったメール)も使用可能です)。
ただし、このPCメールは受信者側の迷惑メール設定によって届かない場合があります。
そこで、変更してからメールが送れない!連絡がとれない!ということがないように、事前に連絡先を伝えましょう。

そしてさらに「メールの利 用 状 況 の 確 認」と言いましたが、たとえばこういった例があります。

キャリアメールの困った例

MNP後にとあるネットバンキングへログインをしました。
すると…「メールにお送りしたパスワードの入力をお願いします。」という文字が。

しまった!メールアドレスはキャリアメールのままだ…!

これは「ワンタイムパスワード」「ワンタイム認証」と呼ばれるパスワードの一種です。パスワードがメールに送られ、それを入力することでログインが可能となります。セキュリティ面から多くは金融関係でこの方式が利用されています。

一度格安SIMで端末を使用してしまうと自動的に古い携帯端末が解約されてしまうことから、キャリアメールも見ることができなくなります。
そのため事前に登録メールアドレスの変更をするようにしましょう。

バックアップとデータ移行

  • 「Gメール」を使う方法
  • 「バックアップアプリ」を使う方法

続いてバックアップとデータ移行の方法ですが、端末のOS(アンドロイドかIPhoneか)や何を移行するかによっても変わります。
そのためここでは簡単かつ無料の方法をピックアップし、ご紹介したいと思います。

連絡先、電話帳、アドレス帳に関しては「Gメールのアカウント(Googleアカウント)」を使用するのがおすすめです。

OS関係なくデータを同期できるというメリットのほかPCメールの使用 もできるため、簡単かつ今後使用する準備も一緒にでき効率が良いといえるでしょう。

すでにある連絡先をGメールアカウントと同期し、MNP後はGメールアカウントへログインするだけで移行ができます。

次にアプリの使用です。
とくにおすすめしているのは「JSバックアップ」というアプリです。
こちらもOS関係なく使用ができ、かつ無料です。
バックアップ先はSDカードとクラウドの二種類。

項目としては

JSバックアップ項目一覧

  • 連絡先
  • 通話履歴
  • SMS
  • MMS
  • ブックマーク
  • システム
  • 辞書
  • カレンダー
  • ミュージックプレイリスト
  • アプリ一覧
  • 画像データ
  • 音楽データ
  • 動画データ
  • 文書データ

の以上です。
ただし動画のような容量が大きなものは、SDカードやクラウドの容量をオーバーしてしまう可能性があるため別途バックアップすることをおすすすめします。

MNPにかかる料金、結局いくらなの?

ここまで様々な諸注意をお伝えしてきましたが、最後にMNPに必要な料金についてお話しいたします。

実際MNPにはいくらかかるのでしょうか。

一番抑えた場合、

MNP転出手数料(MNPのための手続き料金、最後の支払い月に合わせての請求)

(ドコモ 2,000円
Au 3,000円
ソフトバンク3,000円)

新規契約に必ずかかる契約手数料(新しい端末にかかる新規契約の手数料)
(基本どの会社も3,000円)

の合わせて約5,000円~6,000円ほどの費用がかかります。
この金額から、それぞれの使い方やMNPの期間、古い携帯のキャリア、プランによって金額が増えていきます。

金額が増える例をいくつか挙げていきたいと思います。

  • 更新月ではない期間にMNPをした「約1万」
    よく2年縛りという言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
    これは「2年間使わないと解約料(違約金)を払ってもらいますよ」というキャリア携帯端末に多い契約の一つです。
    その中で、2年後の二か月間を「契約更新月」と言います。この間に解約をすれば解約料がかかりません。

そのためMNPの際もこの間をぜひ狙いたいものですが、そうもいかない場合「1万ほどの解約料」がかかってしまいます。また契約更新月後は自動更新になってしまうため注意が必要です。

  • 本体料金「一括でも分割でも支払い可能」

携帯端末の料金が払いきれていない場合は解約後も引き続き本体料金を払う必要があります。
そのまま分割払いが可能ですが、月月割などのサービスはなくなります。

  • SIMロックの解除「手続きの方法、または機種によって3,240円かかる」

多くの格安SIMはドコモまたはauの回線を使っています。
そのためドコモやauまたは格安SIM会社が出している端末の場合ほとんど「SIMロック解除」の必要性はないでしょう。

たとえば海外製の格安SIMを使いたい、特定のソフトバンクで格安SIMを使いたいといった場合、使用する端末にこの手続きが必要となります。

この手続きは料金がショップ手続きかどうか、また機種によっても変わります。

SIMロック解除手数料

・ソフトバンク
ショップ手続き 解除手数料 3,240円 「my softbank」 無料 (24時間)

・ドコモ
申し込み方法や機種によって3,240円か無料か変わる

・Au
ショップ手続き 解除手数料 3,240円 「auお客さまサポートサイト」 無料

MNP前に見ておきたい!まとめとチェック確認!

もう一度確認として以下の項目を確認してみましょう。

MNP前のチェック項目

  • クレジットカード・本人確認書類・「MNP予約番号」の用意ができた
  • キャリアメールの確認ができた
  • バックアップはしっかりした
  • MNPに必要な料金を理解できた

せっかくMNPをするのだから失敗や後悔はしたくないですよね。
とくに気をつけたいのはデータに関してです。一度解約してしまうと取り返しがつかないため慎重なデータ移行を心がけましょう。

 

 

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